木製の塀:雪止め塀が強度が足りず、傾いてしまったので、強度を上げ補修しました
木塀の修理の依頼です。
設置して6年ほど。昨年の大雪で塀が傾いてしまったとのこと。
今年も大雪だと塀が崩壊するかも、と不安でならないとのこと。
お話を聞くと、じつはその前の年にこの木塀がシロアリにやられて大工さんを呼んで直してもらったそうなんですが、(シロアリはその時全面駆除)大工さんがシロアリ被害に遭った所を切っただけで工事完了したそうなんです。
今まで3ヶ所のボルトで木塀の柱を留めていたのに、結果的に2カ所になってしまったことが強度を弱めた理由。
木塀の強度を上げるために、今建っている柱を一度取り除き新しく建てます。しかも本数を大幅にふやして。
まず前段取りとして、
防虫防腐材を塗布します。
左の写真は、新しく柱を建てたあとです。
木塀との隙間がはっきりとわかります。
強度が不足したために、雪で押されたのです。
キシラデコール塗料(木材の防腐効果がある)を塗って完成です。
補強の柱は消耗品と考えて頂いて、数年後に交換できるように通しボルトで留めました。悪くなった柱だけ交換もできます。
信頼して頂いて本当にありがたいことです。
今回も 全く畑違いのご依頼ではありましたが、
「これで、どんなに雪降っても大丈夫。安心して冬を迎えられます」と、ご満足いただけて嬉しい限りです。 たかが雪ですが、雪が原因でご近所トラブルは嫌なものですよね。