天井から水が落ちて、現場調査。屋根腐食から雨漏り
台所天井から水が落ちてくる。ということで、現場へ伺いました。
天井からの水漏れの場合、とにかくその場所(天井裏)を確認しなければいけません。
点検口などあれば目視しやすいのですが、なければやむを得ず天井を破ります。
天井からの雨漏りの場合、いろんな原因を考えます。
①屋根本体からなのか。
②給水給湯管 又は換気管からなのか。
③外壁(軒天)からなのか。
等々。。
見ると、どうやら屋根本体から。
屋根に上がって確認します。
ちょうど2階と1階の屋根の境目からが怪しく、水をかけてビンゴ。
横葺き特有の現象。 折り返しに溜まった水分が切れずに残って、腐食が進んでいたんですね。
2階の屋根はさほど気にしませんが、1階の屋根の葺き方には注意が必要です。
お客様との相談の上、一部だけ葺き替え。葺き替え方向を変えました。
屋根に関しては、いつも良い状態に保つのが住宅を長持ちさせる秘訣です。
屋根の状態によって、塗装でOKなのか葺き替えが必要なのかは、なかなか判断がつかないと思いますので、専門業者にまっすぐ依頼しないで、私らのような業者に一度みせるのも一案です。