排水の経路を変えて、排水ポンプを設置しました。
生活排水を近くの《せき》に流してしたのですが、隣地の土地売買に伴って排水経路を変える必要が出てきました。
まるっきり逆方向へ変えます。
経路を変えるのは問題ないのですが、新たな放流先である側溝へ流します。
ただ、排水は自然の原理で低いほうへ流れていきますので、側溝は低くなければいけませんが、A様宅は逆に高い。
そこで、排水を一度桝に受けて、そこからポンプで高さを稼いで側溝へ流します。
専門用語では《ポンプアップ配管》と言います。
100Vのポンプ(雑排水ポンプ)なので、持っている電源ですぐ稼動できます。
ポンプを設置する桝はある程度深さが必要で、(=つまりポンプが稼動するために一定のかさが必要)当然の事ながらその桝は、防水でなければいけません。
また、ポンプアップから先の配管は、機械的圧力がかかるためVP管を使い、逆流しないように配管します。
これで排水がこの桝へ排水が流れてきて、溜まれば自動的にポンプが稼動し、汲み終れば自動的に停止します。
お客様は気にすることなく、今までどおり水を使っていただけます。