寒いユニットバスから暖かいユニットバスへリフォーム。
ユニットバスリフォーム
ユニットバスリフォーム: 寒いユニットバスから暖かいユニットバスへリフォームしました。
築30年のお宅です。 平成初めに建てられた当初からお風呂が寒くてしょうがない。ということで、ユニットバスからユニットバスへリフォームのご依頼をいただきました。
ユニットバスなら暖かいはうそです。
ユニットバスが普及し始めた当初は一体型になっているサイコロ型の完成品を建物上棟前後のタイミングでトンと置きました。
ユニットバス自体はFRP製で強度は申し分ありませんが、断熱など施されておらず、各施工業者の断熱の考え方に大きく左右していました。
見た目はきれいでとても快適そうですが、いかんせんそのままだと寒い。 建物の構造によりますが、考えられて建てられた建物は、寒くないユニットバスに入れました。 技術や考え方の差が如実に現れる個所がユニットバスでした。
せっかく新築時ユニットバスを採用しても、入居後は、冬は水道凍結したり、カベや天井の結露が酷く、天井から水滴が落ちてくるという状態で、お施主様は当然なんだろうと半分諦めていたと思います。(そうではないのですが。。)
今は、一体型からパネル型に変わり、あとからパタパタと組み上げていく方法が主流になっています。 が、断熱に関しては、全てオプション品になっていて、こちらであえて指定しないと、普通のパネルのまま納入されます。
左の図は、LIXILアライズのカタログから抜粋したものです。
この保温はオプション品になっていて、フルパックだと、図のように、断熱材でくるんでくれます。
オプション追加 +39,900円(2019年現在)
ユニットバス解体 内部からウレタン材が出現。断熱材追加充填。
タイル風呂からの解体と異なり、ホコリが少なく 非常に作業環境がいいです。 リフォームする際は出来るだけ綿密に現場調査を行いますが、全て解体しないと全容がわからない難しさがあります。 ただ、土台や柱の状態がよく、このまま新しいユニットバスを入れても問題ないと判断。 ホッとする瞬間でもあります。
ここからが、本番です。
ウレタン吹付されて、一見断熱されてそうですが、ウレタン厚さが薄く欠損もありますので、その上からさらにGW断熱材を充填していきます。
よろずプランマーでは、ユニットバス保温オプションは必ず選択しますが、建物側にも必ず断熱を施します。
給水管や給湯管も取替えもします。
せっかく新しいユニットバスを入れても、肝心の給水給湯配管が古いままですと、ユニットバス下で将来漏水の心配があります。
さて、ここまでくれば後はユニットバスを組み立てていくだけです。
ユニットバス組立
ユニットバス組立中です。
工場で加工されたパーツが一気に現場納入され、一つ一つ組み上げます。
一つ一つ組み上げるということは、例えば、カベパネルなど、一体型では交換不可能な個所が交換ができることを意味します。換気扇や、蛇口などの部品交換は当然ながら交換できますので、もしかしたら、部品交換だけでずっと使い続けることができるかもしれませんが、これはまだ未確認です。
白を基調とした、清潔感あふれるユニットバスが組み上がりました。
100V換気乾燥暖房機をオプション設置・給湯ボイラー取替えました。
今回はオプションとして、100V換気乾燥暖房機をご希望されました。
梅雨時の衣類の乾燥や、タイマー運転して入浴前の暖房に活躍できる、優れもの。 このオプションにはランドリーパイプもセットになっています。 もちろん、普通の換気扇としての使用もできます。
給湯ボイラーは、追焚付FFボイラーです。ちなみに、お風呂をリフォームする際は、追焚にできる最大のチャンスですので、ご検討下さい。