給湯管を新しく配管しました
←左は銅管の写真です。銅管は、加工がしやすく熱伝導が高いので、主に給湯用やエアコン配管用として使われていますが、環境や使用状態によって、腐食しやすい欠点があります。
←左は架橋ポリエチレン管です。
ここ最近一般住宅では、給湯配管に関して言えば架橋ポリエチレン管にだんだん切り替わっていますが、まだまだおよそ7~8割は銅管のままです。
おおよそ、一般的には水やお湯の配管はカベの中に隠ぺいされていて、水漏れ等があった場合は、そのカベを壊さない限り直りません。
今回のH邸様の場合は、水漏れ個所が浴室モルタルタイル張りのカベの中のため、壊して直すとなると工事費がかさみ大変なのと、また別の個所の水漏れが起きる可能性も大きいことから、お湯の配管一式新しく配管してしまうことを提案させていただきました。
ただし、配管はカベの外。 つまり、露出配管になります。
露出配管といっても、写真のとおり見た目にもあまり違和感のないようにしています。 使用配管材は銅管です。
銅管は先程も書いたとおり、熱伝導が高い・・
ということはつまり、裸状態だと外部の温度に左右されやすいというこで、我が青森県のような寒冷地域だと 冬場配管がすぐ凍結してしまう心配があるし、夏場は結露でビショビショになるので、保温工事はきっちりしないといけません。
案外軽視されやすいのですが、保温材の選定はとても大切なことです。