給湯管漏水修理 藤崎町

給湯管が壁の中で漏水したため、壁を破り、配管を修理しました。

配管補修 カベ

お湯の配管から漏水が確認されたんですが、その漏水箇所がどうやら壁の中のようで破って修理することになりました。

給湯管は配管材が銅管で施工されているのが多く、凍結による水の膨張にすこぶる弱いです。

弱いところからヒビがはいり、氷が押し広げていきます。俗にいう《破裂》。

床下で潜っていける範囲で破裂していれば、簡単に直すことができますが、壁の中となれば、破らざるをえません。

配管補修 カベ内部

今回の凍結破裂の配管は、洗濯機へ向かう給湯管です。 蛇口も凍結して本体が膨らんでしまったのでもはや使えません。一気に全体を破ります。
壁の中の断熱材は水を含んで、使えない状態になっているのは、容易に想像がつきます。
一般的に使われている 《グラスウール製断熱材》は、一度水を含むと絶対乾きませんので、捨ててしまうしかありません。 再利用不可です。

配管補修 銅管破裂

↑ 銅管が破裂した様子です。 そんな弱い材料使わなければいいのに。 と突っ込みが入りそうですが、銅は熱伝導がいいので、お湯や暖房管に広く使われています。中には鋼管製もありますが、施工性が悪く、弘前市近隣でしかあまり見受けられません。今は、樹脂製の配管が主流ですので、凍結しても数回は破裂しないようになっています。

配管補修 カベ内部復旧

↑ この壁は外壁面なので、どうしても外気の影響により温度が下がりやすいので、密度の高い断熱材を詰め込んでいきます。 断熱材はみんな同じだと思えば、大間違いですよ。

配管補修 カベ復旧

↑ さて、内装材のクロスですが、クロスは4年~5年でデザインが変わります。 周辺の壁と同じデザイン・柄のものを!と探しても無いのがほとんど。 そこで、洗濯機を置けばカベ面が半分位隠れ、あまり目立たないのでは?と見切り材で縁を切り、既製品パネル材を貼りました。

配管補修 洗濯用緊急止水弁付き2ハンドル混合栓

↑ 最後に 洗濯機用2ハンドル混合栓です。 緊急止水弁付きです。

洗濯機を使う際 蛇口ハンドルを開けっ放しで使う方が多いと思います。 仮に誰も在宅されてなく、ホースがなんらかの影響で抜けた場合、水が出っ放し状態になるので、大事故につながります。(給水給湯管破裂による家財水害は割と多い事故) そこで、緊急止水弁がついていれば、蛇口の先端で止めるという優れものなんです。 ツバがついているのは、全自動洗濯機についてくるホースを部品なくそのまま差し込めることができ、確実に事故が起きないようにしています。

おススメですよ。