小便器への給水管の新設更新を行いました。
原因は、今季の寒さでの水抜栓の破損。
建物の構造上と水抜栓の長さからいって、本体交換出来ませんで、そこで私の提案は、隣にある手洗器から給水を分岐するというもの。
さらに、小便器の台数からいって、1か所からの分岐では足りませんで、2台の手洗器から分岐するということにしました。(専門用語では、同時使用率といいます)
▷工事前
少し脱線しますが、聞いた話によると、住宅内に小便器があるのは、関東地域では珍しいといいます。(仙台はどうなんでしょうか?)
わが青森県、特にここ津軽地域でのひと世代前の住宅では、結構高い確率で、設置されているお宅があります。
私も設置を勧めますが、それは
理由①大便器におしっこをすると跳ね返りが多く、床が汚れやすい
理由②そもそも、大便器におしっこをする習慣がない。
いかがでしょう。皆さんも1台。
▷工事中
この寒い1月に室内の仕事は、なんて幸せなのでしょう。
配管材は銅管です。
このトイレは、電気パネルヒーターが設置されているので、このように露出で配管すれば、もはや、凍結なんて全く心配なしです。
露出配管は、見た目が非常に悪いですが、リフォームの観点では、リスクが少なく、安価です。
▷完成
配管した後、このように綺麗に、保温化粧すると、そんなに、見た目も悪くないと思いますが、いかがでしょうか。
工事内容:小便器への給水管新規配管、通水、水量調整、既設管Cap止め
注: 我が社は事前に見積をして、お客様から了解のうえ始めさせていただいております。
工事期間:1日