何回も詰まる排水管をなおす
排水管の詰まり 修理
排水管の詰まりがひどくて、1か月に一度、上流から大量の水で洗い流す
普通、排水管が詰まる原因としては、
- 大きい異物が流れ込む
- 長い時間経過により、油などがたい積する
- そもそも、排水管勾配がない(フラットに近い)
に大別されますが、お客様の状況によって消去法で原因を探っていきます。
結論からいいますと、上の大別した中になかった、特殊な事例でございました。
上の写真は、メイン排水管を掘り上げた時のものです。
完結にいいますと、排水メイン管にトラップを組んでしまった、致命的な施工業者のミスでした。
説明します。
トラップとは、排水の悪臭や虫などを通さないために必要なものです。
WIKI→排水トラップ
無ければいけませんが、メイン管には設置してはいけません。普通に考えて、スムーズな流れが阻害されます。
これでは、1月に一度の洗浄が必要になるほど、詰まりが酷いのも 納得します。
もちろん、このような間違った配管は取り除き、つなぎ直しです。
つないだままでは、悪臭が建物に入り放題
このままで終わりではありません。
このままでは、悪臭と虫が入り放題になるので、建物内各水まわり器具で、個別にトラップを組んでいきます。
ちなみに個別の排水トラップはこういうものです。↓
排水は建物内の重要な設備のうちの一つです。
排水管が詰まると、水が全く出せない状況に陥りますので、定期的なメンテナンスをしてください。