≪外壁と屋根の塗装をしました≫
屋根のメンテナンスは、家屋を維持するうえで極めて重要です。
外壁や土台も同様ですが、共通して[雨漏り]のチェックがあります。 それは、屋内に雨・湿気が侵入すると = 朽ちる ことを意味するからです。
ユーザー目線で言うと、この雨漏りの有無のチェックが全てといっても過言ではありません。
屋根に関して言うと、はっきり言って雨漏りが発生した時点で葺き替えまで考えざるを得ず、ほぼアウトに近いです。。 つまりは、そうなる前に・・・ というのが、屋根メンテナンスになります。
できることならば、毎年一度は、春先に屋根に登って危なくない範囲でチェックされた方がいいと思います。
さて屋根塗装ですが、結局ナンボなんでしょうか。ということになりますが、調べれば調べるほど値段にばらつきがあり、ほんとはどうなんだ? と混乱してしまいます。
ズバリ! 値段のばらつきの正体は、工数の違いです。 確かに材料費に高低がありますが、何万円の範囲。
屋根塗装に関して言えば、
①サビを除去
②洗浄
③サビ止め塗装
④中塗り塗装
⑤仕上げ塗装
以上が、標準的な塗装工程です。
そして、④・⑤の塗装材の種類が細かく分かれています。
人間の化粧でもそうですが、塗装の決め手は①・②・③です。 この工程でいかに丁寧に作業するのか。塗装店の差はここの下地作業の差です。
ただ、状態がいい場合だと①・③を飛ばすことも可能です。 そうなれば自動的に安くなりますね。 屋根の状態を知らずして正確な金額は出ません。 ネット情報に惑わされず、安物買いの何とかにならないよう注意してほしいものです。
話を現場に戻すと、今回使用した仕上げ塗材は[アクリルシリコン材]です。
ざっとランク付けすると
・アクリル系
・ウレタン系
・アクリルシリコン系
・フッ素樹脂系
下に行くにしたがって耐用年数が長くなります。
一番下のフッ素樹脂系は耐久性・耐薬品性に優れもっともすぐれた仕上げ材となっていて高価ですが、私は過大投資の意味合いで使っていません。