和風便器からアラウーノ洋風便器へ取替え
パナソニック アラウーノへ便器 取替え
和風便器から洋風便器に取替え依頼をお受けしました。
発注者のお客様は高齢者です。
和風便器に不便を感じ、和風便器に専用カバーをかけて洋風便器”風”に変えて、お使いになっていました。
日常生活する上で、トイレの役割は非常に大きいことは、皆さまも感じていると思います。
特に、ヒザなどの関節痛に悩んでいる高齢者が多く、しゃがむことが出来ない場合は和風便器で排泄することが、困難になります。
そこで、便器の洋風化や手すりなどを設置する必要性がでてきます。(※ 手すりは転倒防止などの意味もあります)
和風便器から洋風便器への取替えには、床工事が必要です
洋風便器から洋風便器に取替える場合は、床工事が必要でない場合もあります。
参考記事⇒ ina製洋風便器からLIXIL(INAX)製洋風便器へ取替え おススメと注意点
この場合は数時間で工事が完了でき、費用面でも安く施工できます。
ですが、
和風便器から洋風便器への取替えは、さらに床工事が必要になります。
便器の形状がそもそも全く違いますし、排水管・給水管の所定寸法への切り回しも行います。
どうしても床を開かないといけませんので、床の復旧も兼ねて、床工事が必要です。
トイレの床復旧もリビングの床工事と施工方法は同じ
当店の違う現場から写真をもってきました。
排水管・給水管等の切り回し後に床の復旧になる訳ですが、その際は一般の床工事と同じ工程になります。
床下地木材補強⇒断熱材⇒一枚目合板貼り⇒仕上げフローリング貼り
せっかく床を開いて床材を撤去しますので、床からの冷気を遮断するため断熱材を敷き、一枚目の合板を貼ります。 これは捨貼りともいい、フローリングを敷く前段取りとして行います。それから、床フローリング貼りになります。
床を仕上げ便器をセット
多能工という新たな区分け
トイレのような狭い空間ですと、複数人が一緒に同時に工事を進めることはできません。
一方、トイレリフォームを床工事から行う場合、業種の細分化が進んでいいる建設業界では、大工さん、給排水配管工さんが必要で、時間を分けて各々必要になります。 これに、カベなどの内装工事が追加されると、さらに、内装工さん、電気工さんも加わります。
今回のトイレリフォームの場合では、一般的な工事は下の流れになります。
最長4日
この方法ですと、大工さんが工事をしている間、給排水工さんが待機、又は別日施工という、費用的にも時間的にも無駄です。
無駄な工事が発生するということは、お客様にも不利益を被るというこですので、(工事費用に反映されたり、工期が伸びたり)
当よろずプランマーでは、多能工という職種を設け、以下のように施工していきます。
最短1日!
こうすると、多能工一人で全て行うことができ、今まで無駄にしていた時間を大幅に削減するこので、費用面も安価にすることが出来ます。
住みながらの住宅リフォームは、お施主さんからみても、大人数での業者さんがご自宅を歩き回るより、必要最小限の人数の方が、何かと安心されるのではないでしょうか。
出典データ:平成29年(2017年)厚労省 患者調査