高齢者対策のため洋式トイレへのリフォームをしました
新築物件では、洋式トイレがほぼ主流になりましたが、既存の物件ではまだまだ和式トイレが大多数です。
和式トイレの弱点・デメリットは《しゃがむ》という行為です。
若者や中高年まではなんとかなりますが、ご高齢になれば、《しゃがむ》ことはつらい動作のひとつになります。
これが不特定多数の方が利用する場所なら、クレームがきます。
お客様の声で、お施主さま、決断されたようで、当方にお声がかかりました。
ありがとうございます!
和式から洋式へリフォームするには、必ず便器をはずす必要があり、排水管の立ち上げ位置変更があります。床が木造なら解体しればいいですが、コンクリートなら《斫り》作業が発生します。
しかもここは床暖が敷設してあり、間違っても間違っても間違っても、斫り過ぎて床暖のパイプを傷つけてはいけません。 そのため必要最小限で斫りは留めます。
孔はモルタルで埋めて、床の仕上げは長尺塩ビシートで新しくします。
便器を設置して完成です。 ちなみにこれは女子トイレ。
男子トイレも施工しましたが、それはまた他で。